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ブログ 2022年5月アーカイブ
【茶と家コラム】「お茶を一服いただけますか」陶芸家・三宅直子さんの、水屋にも点前座にもなるキッチン・3
こんにちは、埼玉県さいたま市を拠点に茶室デザインを行っているリンクス・ホリの、広報と「茶と家」プロジェクト担当のWです。
本日は、前回の記事(https://www.links-hori.jp/blog/2022/05/entry_571/)に引き続き、陶芸家・三宅直子さんの「茶のある暮らし」をご紹介します。
今回は「仕度」編です。
いちど茶漉し缶を通した抹茶を棗に張る
鉄瓶に浄水を張り、火にかける
水指も浄水で満たし、コンロとシンクの間に据える
三宅さんのキッチンは奥行が広くフラットなタイプ。
コンロとシンクの間に十分なスペースがあり、お道具を並べると素敵な点前座になりました!
カウンターキッチンなのでダイニングテーブルのお客様とお話をしながら点てられ、湯も冷めないし、合理的で美しい。真似したい。
(毎日キッチンがきれいであることが大前提ですが...)
次回は「お茶を点てる」ところをみせていただき、お茶とお菓子のご紹介をいたします◎
ぜひご覧になってください!
次回更新予定:6月上旬
(サイト管理者) 2022年5月30日 18:10
【茶と家コラム】「お茶を一服いただけますか」陶芸家・三宅直子さんの、水屋にも点前座にもなるキッチン・2
こんにちは、埼玉県さいたま市を拠点に茶室デザインを行っているリンクス・ホリの、広報と「茶と家」プロジェクト担当のWです。
本日は、前回の記事(https://www.links-hori.jp/blog/2022/05/entry_570/)に引き続き、陶芸家・三宅直子さんの「茶のある暮らし」をご紹介します。
直子さんのお茶空間はキッチンとダイニング
明るい光の差し込む広々としたキッチン
まずは①と②の部分、お茶道具の収納を見せていただきましょう。
壁に作りつけられた戸棚の一番左がお茶道具専用
よくある普及型のキッチンでは、天井の高さいっぱいまで戸棚になっていることが多いですが、直子さんのキッチン収納は目線の高さの一段のみの潔い設計。
踏み台などを使わなくても全ての道具に手が届き、なおかつ上開き扉で全面を開放できる作りのため、安全に出し入れすることができます。
戸棚後ろの壁も直子さんの作品のタイル
淡いグレイッシュな青緑色がきれい
戸棚の中身
見た目はスタイリッシュなのに、驚きの収納力です。
焼き物の茶碗、水指、建水はすべて直子さんの作品。
この棚には日々のお茶に使うものを入れており、器はたくさんの作品から翌日使うものなどを選んで加えているんだそう。
「しまい込んでいると使わなくなっちゃうし、お茶もしなくなってしまうから、すぐ使えるところに置いておくんです」
本日の茶碗や菓子器も、すでに選んでキッチンの上に控えてくださってました。
全体図②の引き出し収納直子さんには直子さんの作品だけでなくほかの作家の作品もたくさん
次回は「仕度」を見せていただきます!
ぜひまたご覧になってください。
次回更新予定:5月30日(月)PM
(サイト管理者) 2022年5月26日 15:00
【茶と家コラム】「お茶を一服いただけますか」陶芸家・三宅直子さんの、水屋にも点前座にもなるキッチン・1
いつの間にか吹き抜ける風もあたたかく変わり、窓から見える氷川神社の緑は日に日に鮮やかに青々としていきます。
さいたま市大宮区から、茶室デザインのリンクス・ホリ、広報担当のWです。
実はこの度、リンクス・ホリに新プロジェクトが立ち上がりました。
家づくりの会社らしく、暮らしに茶の湯を取り込んで、日日豊かに暮らすためプロジェクトです。「茶と家」プロジェクトと題しました。
さて、そんな茶と家プロジェクトで、「お茶を一服、いただけますか」という取材企画がはじまりました!
という、企画です。
そして去るゴールデンウィークのよく晴れたある日、陶芸家で私のお茶仲間でもある、三宅直子さんのお宅へお邪魔し、お茶を一服いただいてきました。
さいたま市大宮区から、茶室デザインのリンクス・ホリ、広報担当のWです。
実はこの度、リンクス・ホリに新プロジェクトが立ち上がりました。
家づくりの会社らしく、暮らしに茶の湯を取り込んで、日日豊かに暮らすためプロジェクトです。「茶と家」プロジェクトと題しました。
現在は主にnoteでの茶と家にまつわる読み物の連載と、
お茶を日常に取り込むためのプロダクトの開発を準備中。
さて、そんな茶と家プロジェクトで、「お茶を一服、いただけますか」という取材企画がはじまりました!
茶の湯とともに暮らす方のご自宅にお邪魔して、お茶を一服点てていただき、支度や片付けなどを見せていただく連載です。
お茶を始めたばかりの方にとって、
「何から買えばいいの?」「お手入れは?」「保存方法は?」
などなど、疑問は尽きないことと思います。
また、茶の湯が日常になるにつれ、
収納や使い勝手など、お悩みもどんどん出てきます。
茶道具には様々なものがあり、取り扱いもそれぞれ。
そして、ご自宅の茶の湯をする空間も収納場所も人それぞれ。
きっと、疑問・お悩みを解決策もひとつではなく、ひとりひとりの暮らしに合った正解があるのではないか。
そしてそれはとてもたのしそうではないか。
おうちでのお茶生活の様子、見たい、知りたい。
ちょっとずうずうしいお願いなのですが、
茶のある暮らしを送る皆々様、お茶を一服、いただけますか。
リンクス・ホリで手掛けた茶室に限らず、ご紹介させていただきたいと思います。
そして去るゴールデンウィークのよく晴れたある日、陶芸家で私のお茶仲間でもある、三宅直子さんのお宅へお邪魔し、お茶を一服いただいてきました。
茶のある暮らしを彩る、作家さんならではのこだわり抜いた空間をご紹介します。
三宅直子さん大阪生まれ大阪芸術大学美術学部工芸学科陶芸コース卒業多摩美術大学大学院美術研究科陶コース修了現在 東京都町田市の自宅兼工房にて作陶多摩美術大学在学中に裏千家茶道教室に入門作品制作と子育ての傍らでお稽古を続けられています
いつも柔らかい笑顔であたたかな空気をまとった直子さん。
直子さんと私は、八王子市の山ひとつ挟んだお隣の美大の院と学部に通っているときに、裏千家のお教室で出会いました。
ほぼ同時期に入門した年の近い社中で、ちょっとしたことを聞いたり、楽しみを共有したりすることがしやすく、とても親しみを感じている同期です。
直子さんのおうちのお茶空間は、キッチン&ダイニング
ご案内いただいたのは、ご自宅2階のリビングダイニングキッチン。
大きな窓から明るい光が差し込み、猫さんもうとうとしている癒しの空間でした。
ハチワレ猫さんはヒマラヤちゃん。もう一匹、アルプスちゃんがいるのですが、この日は終ぞ姿を見れず。警戒心が強い猫さんもかわいいです。
本日はここまで、次回は直子さんのお茶道具収納をご紹介いたします◎
次回更新予定:5/26PM
(サイト管理者) 2022年5月22日 15:00
洋寝室から本格茶室へ、リフォームのビフォーアフター
五月雨続く週末、お出かけには不向きですが、雨音を楽しみながらのご自室での一服もまた趣がありますね。
茶室デザイン・設計施工のリンクス・ホリです。
先日ご紹介したこちらの物件の、施工前・施工後のお写真を弊社Instagramに投稿したところ、
お客様より「参考になる」との嬉しいお声をいただきましたので、こちらのブログでもご紹介させていただきます!
東京都品川区のマンション1室を茶道のお稽古用にフルリフォームしたU様邸
本勝手の炉と大炉を備え、様々なお稽古に対応できる茶室を施工いたしました。
こちらのお部屋の施工前はフローリングの寝室でした。
洋室は当然ながら畳の寸法に関係なく作られていますので、八畳を敷くには若干広さが足りません。
しかし写真のようにクローゼットと押し入れ型の2つの収納があります。
そこで設計チームはこの2つの空間を活用するご提案をいたしました。
施工後の写真はこちらです。
右のクローゼット部分は床の間に、
左の壁は収納の深さまで全体を後ろに下げ、
八畳が収まる間取りに変更しました。
ビフォーの写真では丸ドアがついていた壁は取り払われています。
既存の構造の残せる部分は残しつつ、必要な部分は思い切ったリフォームをすることで、
費用を抑えつつ、洋間から使い勝手のいい茶室に作り替えることができました◎
お客様にも大変喜んでいただき、茶室を使いお稽古をされているお写真を送っていただきました!
(サイト管理者) 2022年5月13日 08:52
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