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ブログ 設計コラムの最近のブログ記事
風の通り道
こんにちは、スタッフのYです。
梅雨入りして、蒸し暑い日が続いています。
これから益々暑くなって行くわけですが、部屋の中を少しでも風が通ると涼しく感じます。設計をするときは、もちろんこの風の通り道を考えます。その敷地では、どちらから風が吹くのかを考えながら、建物の中の風の通り道を設計します。
部屋に窓が二つ、高いところと低いところにあると煙突効果と言って、換気が促進されて風が抜けやすくなります。試しに、家の中の低いところの窓と高いところの窓を両方開けてみてください。少しは涼しくなりましたでしょうか。
(サイト管理者) 2021年6月21日 15:57
敷居のデザイン
普段あまり気にすることは少ないかもしれませんが、引戸の下には、戸を滑らせるための溝の付いた敷居と呼ばれる部材があります。じつは、これにもさまざまなデザインがあるのです。
上の写真は無印良品の住宅で、玄関とリビングの間が4枚ぐらいの引戸で仕切れるようになっています。写真よく見ていただくと、敷居がありません。吊戸といって上から引戸を吊ることで、下の敷居を省略する方法です。これですと、戸を開けているときも床面がすっきりとして、つまづきもありません。
こちらの写真も同じく無印良品の住宅の収納部分の敷居です。敷居がアルミの加工品となっています。通常の木の敷居ですと溝が21mmぐらいの幅がありますが、この溝は6mmぐらいではないでしょうか。木ではなく、アルミというテクスチャーであるあたりが無印良品というブランドを体現しつつ、性能面もしっかりと確保しています。
そのほかの敷居デザインには、床のフローリングにVレールという細い金属製溝(9mm程度)を直接埋めるデザインをする方もいらっしゃいます。こうすることで、フローリングに細い溝が入るだけの非常にすっきりとしたデザインになります。
また、木製の敷居であったとしても、そこに使われる木の材質はいろいろです。杉は少し柔らかいのであまり使われませんが、ヒノキや松、桜といった比較的硬い種類の木が色味の好みなどで使い分けられています。また、最近は集成材といった貼り物を使うこともあります。
このように、普段あまり気にならない敷居という地味な部材ですが、実はそうしたところが、デザインの要所であることも少なくありません。小さなデザインの積み重ねが全体のデザインの質を決めていく。
(サイト管理者) 2021年1月14日 16:03
職人さんの後継者問題
こんにちは、建築士のYです。
最近、職人さんと話す際に出てくるのは、後継者不足の話です。時代が変わり需要が変わり、その物を必要とされなくなり、職人さんが辞めていく。いざ、作ってもらいたいと思って探しても、そうした職人さんが、なかなか見つかりません。日本の建築に関わる伝統的な技術が消えてしまわないように、何かよい方法はないものでしょうか。
ひとつの方法に、既存の優れた技術にデザイナーの新しい提案・発想を加えることで新たな商品を生み出していく方法があると思います。職人さんの持つ優れた技術を新しい形で、今までになかったモノとして世の中にだす。世の中のニーズに合わせるのではなく、新しいニーズを作り出すシーズ志向へとシフトする。
そのためにも、デザイナーは技術についてしっかりとした知識を持たなければいけません。みなさんもご存知、掃除機で有名なダイソンのデザイナー達は、基本的にはエンジニア出身のバリバリの技術職らしいです。デザイナーがしっかりとした技術的知識をもっているからこそ、あのような数々のすばらしいデザイン製品をうみだせるのだそうです。
わたしも、建築デザインに関わる仕事をしている人間として、建築にまつわる技術を熟知してあらたな提案を生み出せるよう日々精進したいと思います。
(サイト管理者) 2020年12月26日 16:00
新国立競技場緊急シンポジウムに行ってきました
こんにちは、建築士のYです。
先日、新国立競技場緊急シンポジウムに行ってきました。
場所は津田ホール、この新国立競技場問題を提起した槙さんの設計した建物が会場でした。
パネリストは4人、中沢新一さん、伊東豊雄さん、森山高至さん、松隈洋さんでした。500人ぐらいの収容人数のホールが満員の状態で、この問題への関心の高さがうかがえます。
ここでは、伊東さんの意見を簡単に書いてみたいと思います。伊東さんは、今回のシンポジウムのために新築ではなく現国立競技場を改修する案を発表しました。実は、伊東さんはザハが勝ったあのコンペにも参加していたわけですが、そんな伊東さんがコンペに負けたから今度は改修案を作ったのはおかしい?なんて考えもあるようですが、伊東さんいわく、コンペに参加して初めてわかることがたくさんあったそうです。(要求されたことを全部いれるとこんなに巨大になっちゃうの、こんなにいろいろな設備が本当にいるの、など)そこで、これは、ちょっとおかしいんじゃないかと。縮小されたザハの案がいまだにきちんと発表されないし、一番不思議なのは、ザハの案が私たちの案はここがこんなにすばらしいんだよと全然説明されていない。そういうのが、依然として全然発表されない。こんなおかしなことはないだろうと。そういうなかで、ずるずると現国立競技場の解体が7月に始まってしまうのは、大変危険であるというわけです。そこで、改修案をつくり、この国立競技場問題を、国民的な議論へもっていかないと、取り返しの付かないことになるという立場です。
ほかの3人の方もそれぞれの立場からこの問題について語っていました。
この問題を契機にして、多くの人が建築にもっと関心をもってくれたらと4人の方々は思っています。しかし、このシンポジウムの次に日の新聞をみると、社会面に小さく記事が載っているだけでした。それでも、今はこうした運動を続けていくしか方法はなさそうです。
(サイト管理者) 2014年5月12日 16:04
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