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ブログ 設計コラム: 2021年1月アーカイブ

敷居のデザイン

普段あまり気にすることは少ないかもしれませんが、引戸の下には、戸を滑らせるための溝の付いた敷居と呼ばれる部材があります。じつは、これにもさまざまなデザインがあるのです。

CAM00142.jpg

上の写真は無印良品の住宅で、玄関とリビングの間が4枚ぐらいの引戸で仕切れるようになっています。写真よく見ていただくと、敷居がありません。吊戸といって上から引戸を吊ることで、下の敷居を省略する方法です。これですと、戸を開けているときも床面がすっきりとして、つまづきもありません。

CAM00133.jpg

こちらの写真も同じく無印良品の住宅の収納部分の敷居です。敷居がアルミの加工品となっています。通常の木の敷居ですと溝が21mmぐらいの幅がありますが、この溝は6mmぐらいではないでしょうか。木ではなく、アルミというテクスチャーであるあたりが無印良品というブランドを体現しつつ、性能面もしっかりと確保しています。

 

そのほかの敷居デザインには、床のフローリングにVレールという細い金属製溝(9mm程度)を直接埋めるデザインをする方もいらっしゃいます。こうすることで、フローリングに細い溝が入るだけの非常にすっきりとしたデザインになります。

また、木製の敷居であったとしても、そこに使われる木の材質はいろいろです。杉は少し柔らかいのであまり使われませんが、ヒノキや松、桜といった比較的硬い種類の木が色味の好みなどで使い分けられています。また、最近は集成材といった貼り物を使うこともあります。

 

このように、普段あまり気にならない敷居という地味な部材ですが、実はそうしたところが、デザインの要所であることも少なくありません。小さなデザインの積み重ねが全体のデザインの質を決めていく。


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