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HOME > ブログ > 現場レポート > 受け継ぎ、育つ家・調布市の古民家改修
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受け継ぎ、育つ家・調布市の古民家改修
東京都、埼玉県を中心にリフォーム、茶室建築を行っているリンクス・ホリです。
先日、東京都調布市の邸宅の改修が竣工いたしましたので、お客様の声とともにご紹介いたします。
若いご夫婦が奥様のおばあ様が住まわれていた邸宅に引っ越されるために、古くなっている水回りの変更や暮らしやすい間取りにリフォームしたい、というご相談でした。
和室+洋式の応接室を備えた昭和時代の邸宅
素敵なお庭を備えた二階建て7LDKの邸宅で、全てを新しくするとなると大工事になります。
また、建具には今では手に入らない磨りガラスが使われているのですが、そういった設えはなるべく活かしたいという施主様のご希望もあり、
今回は主に水回りと、お客様がよくいらっしゃる一階のリビングダイニングを現代の暮らしに即したものにリノベーションする計画となりました。
一階の間取りはこのようになっています。
メインキッチンのほかに勝手口のついた土間にもミニキッチン。
お手洗いは二種類。
ご家族が多く、お客様もたくさんいらしていた暮らしの様子が伝わります。
良いものを残しながら暮らしやすく、打ち合わせを重ね、リフォーム後の間取りはこのようになりました。
施主様ご夫妻も来客が多いということで、キッチンと仏間をつなげてお客様をお迎えするLDKにいたしました。
【BEFOR】
昔ながらの独立型キッチンと廊下を挟み隣り合った仏間。
こちらの二部屋をひとつながりのLDKに改装することが、今回の改装工事のメインの計画となります。
【AFTER】
既存のL字型システムキッチンは撤去し、クロスや床を張り替えすっきりとした和モダンの空間に。
キッチンから元仏間側を望んだ様子。
仏間との間の壁で1カ所抜くことが出来ない耐力壁があったため、
お客様ご希望のペニンシュラキッチンを壁に添わせ、キッチンパネルを施工しました。
キッチンの後ろの空間はダイニングテーブルを置いてもゆったりとした広さがあります。
貴重な年代物の摺りガラスはなるべく無くしたくない、という施主様の想いを汲みつつ、
快適に過ごしていただける空間にするため、長い時間を過ごすLDKは二重窓を施工しました。
障子風の曇りガラスが光を柔らかく通しながら、しっかりと断熱してくれます。
【BEFOR】
改装前の脱衣所は小さな洗面台と小さな鏡のみが造り付けで、収納棚を置き綺麗につかわれていました。
【AFTER】
洗面台を摺りガラスの幅に合わせ空間いっぱいに渡したことで、
レトロなガラスが現代的な造作と調和しました。右側には壁を造作し、収納を増やしています。
【お客様の声】
長く愛されたご家族のお家を、若いご夫婦がこれからも少しずつ手を加えながらお住まいになられます。
古くていいものを残しながら直すことは、新しく作り直すより大変なことも多いですが、
とても素敵なことだと思いますので、お手伝いさせていただき光栄でした。
施主の田村様、大工のライフカーペンター柳川様はじめ施工業者のみなさま、本当にありがとうございました。

カテゴリ:
(サイト管理者) 2023年2月 6日 17:41
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マンションのリビングに水屋併用の素敵な小間茶室
茶室建築専門 株式会社リンクス・ホリの代表の堀です。
当社では、茶室に精通した専門家が「本格的な茶室建築」から
マンションの一室を茶室リフォームするなど、幅広いご提案を行っております。
また茶室設計でお悩みの施工業者様へも、的確なアドバイス・設計にて
本格的な茶事に対応できる茶室作りをコンサルティングいたします。
施工事例をご紹介いたします。
都内Ⅿ様邸マンション茶室リフォーム
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リビング側から茶室の襖を開けた茶室内部
客入口は隣の待合から。障子戸から入ります。
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なので茶室に入る場合は、収納式の踏み込み台を使用します。
踏み込み台は、普段は茶室床下に収納し、使うとき引き出して使用します。
水屋と水屋脇収納の様子
水屋は、キッチン裏側に設置し、茶室との距離も近いので、
茶事の時の配膳も容易にできます。
キッチン裏に水屋を設けました。右手側が茶室亭主入口です
裏導線・キッチンと茶室の距離が近いので茶事での配膳が容易です

































